矯正治療の種類
2023/01/24本日は当院で扱っている矯正装置の種類についてわかりやすくご紹介していきます。
まず矯正装置を大きく分けると
①表側ワイヤー矯正
②裏側ワイヤー矯正
③マウスピース矯正
の3つに分けることができます。それぞれの装置にはメリット、デメリットがありこれに症例の難易度や費用、審美性、期間の希望をふまえてどの矯正装置にするか決定していきます。見えにくい装置やマウスピースなど、ご希望の装置がある場合は担当医にまずご相談ください。
①表側ワイヤー矯正
表側の矯正装置の種類にはクリアブラケット(プラスチックブラケット)とセラミックブラケットがあります。一昔前は前歯部もメタルのブラケットがよく見られましたが、現在はクリアブラケットが審美性にも優れており、主流となっております。
当院では上記二つのブラケットにシルバーワイヤーとホワイトワイヤーをご選択いただけます。
写真を比べてみると、右側のセラミックブラケット+ホワイトワイヤーが審美性に優れています。
当院では装置を組み合わせることにより、審美性を保ちつつ機能面にも配慮しております。
②裏側ワイヤー矯正
当院で使用している裏側矯正装置はオーダーメイドのリンガルブラケットでの矯正治療になります。
表側ワイヤー矯正と比べるとオーダーで発注をかけるので治療費用が上がってしまいますが、歯の裏側の形はお一人お一人異なるので、オーダーで作成することにより治療精度が格段に上がります。また、何よりも表から見えないことが最大の利点かと思います。
またワイヤーも担当医が治療ステージに合わせて口腔内を確認しながら製作するので歯の微妙な角度の調整も合わせていくことができます。これにより裏側でも患者さんの要望に沿った治療法を提案することが可能です。
③マウスピース矯正
こちらは近年最も人気が出ている治療方法となります。人気の理由は取り外しができる簡便さ、審美性、機能性、治療費用のバランスが一番良いからです。
マウスピース矯正には様々なものがありますが、現行のマウスピース矯正で最も精度が高いのが「インビザライン」です。当院でもマウスピース矯正はインビザラインで行っております。採用理由は業界で一番症例数が豊富で、現状では一番精度が高いと考えられるからです。マウスピースの治療には計画を立てる際、スキャンしたデータからAIとデザイナーが治療計画をたてます。その際クリンチェックと呼ばれる担当医によるチェックがあるのですが、(ここが一番重要)当院では必ず担当の矯正認定医が患者様お一人お一人の治療計画を一からチェック&立て直しをし、実現可能でベストなマウスピースを作成しております。クリンチェックだけ外部委託する方法も最近流行っておりますが、患者様の実際の口腔内を同じ歯科医師が診察しセファロレントゲンやCTも含め、総合的に治療に反映させることが大切です。
そんなインビザラインはマウスピースを交換していくだけで矯正ができてしまうのでそのお手軽さが人気の秘密です。またリンガル(裏側)と同等にオーダーで製作するのに治療費用がリーズナブルに抑えれるのも良いところだと思います。
矯正装置には様々な種類があるので、迷ってしまうと思います。症例によって向き不向きがあるので、歯並びでお悩みの方はぜひ登戸矯正歯科の無料カウンセリングにお越しください。